この画像は300dpiです。
dpiとはドット・パー・インチのことで1インチの幅に
何個の点(ドット)を表現できるかということを示しています。
dpiが高いほど精細な画像になるように思いがちですが、
モニターで表示する場合は単に「大きい画像」として見られることが多いです。
というのも、モニターの解像度は72~100dpi程度の固定値だからです。
dpiは、「その解像度で表示すると“実寸大に見える”」という意味しかないため、
そもそも値を変更できないモニターで表示しても特に意味がないのです。
上の画像はA5ノートの見開きページを300dpiでスキャンしました。
つまり300dpiのモニターで表示すれば実寸大に見えるというわけです!
もし画像を表示してみて明らかにA5ノートよりも大きく見えたら、
そのモニターは300dpiよりも低い解像度である、ということです。
これは72dpiです。
どう見えますか?
おそらくA5ノートよりも小さいのではないでしょうか。
そのモニターが72dpiよりも高い解像度である、ということです。
これは96dpiです。
どう見えますか?
かなりA5ノートに近い大きさでしょうか。
主流のモニターはだいたい100dpi前後であるようです。
これは120dpiです。
どう見えますか?
これは144dpiです。
どう見えますか?
さて、本題に入ります。
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