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略してペンスケ



「手」というのは人物画で最も難しいパーツとされ、
また画家が描くのを嫌がる傾向のあることが知られており、
普通、人物画といえば手を描かない「バストアップ(上半身)」が描かれます。


顔はものすごく上手くて可愛いと絶賛されている絵でも、
手を描くとどうにも違和感があるという人は少なくありません。

ラフスケッチの段階でもそれは際立っており、
「顔」と「手」が明らかに調和していなくて、
まるで別人があとから描き足したように見えることがあります。


上の3枚のラフは、全体としては線がごちゃごちゃ(笑)していますが、
人物のどの部分と比べても「手」が自然に描かれているために
違和感を覚えることはないと思います。



ごちゃごちゃしたらしたで調和を取ることができるのです。

そうすると、適当に描いても全体としてはまとまって見えるようになります。
むしろ一部だけ丁寧でほかが雑な絵は下手に見られがちです。

雑なら雑なりに調和を保てば、全体としては非常に安定した絵になるのです。