名称未設定 1
アタリなしで描けてようやく観察力が身についたことになり…


名称未設定 2
初見でアタリなしの一発描きができて第二段階…


名称未設定 3
さらに描画時間を短縮しても形が崩れなければ第三段階…


名称未設定 4
「個性」を追求するのはまだ先。
個性を抑えて観察依存のスケッチをしていると、画力は漸進的に向上するというよりも
急に向上したり下降したりするため、線そのものに無限の可能性が出てくる。

ずっと気になっているのが線の性質や筆の運び方なんですよね。
ペンタブレットやGペンなどによる線は細くても抑揚が大きくなるのが特徴で、
入り抜きがはっきりとしており、ラフの段階から勢いがついていて、震えがなく、
萌え系イラストの大半がそれを反映しています。
編集可能なベクトルデータであることも多いです。

一方アニメなど動かすことを前提とした絵や、鉛筆の線画をもとに着色したものや、
ミリペンのように抑揚を物理的につけられないペンで描かれたイラストは、
線がわずかに震えているように見えるのが特徴で、手書きの趣を反映し、
原始的な線とみなすことができます。

キャンバスがデジタルではなく「紙」であれば、どのようなものであれ
ペンで描けばインキがわずかににじむし、鉛筆で描けば摩擦による凹凸が生じます。
線を拡大すると違いがよくわかります。

また、長い線をゆっくり引くのと勢いよく引くのとでも違いが表れます。

まず自分がどちらのタイプの線を好み、どちらの線が引きやすいかで
絵の印象や方向性が決まります。

自分の普段よく見ている線は好ましく見え、それとは反対の性質を持った線は
イマイチのように見えるものです。
人は自分の好きなものを基準に見たり判断したりするため、
意外にも線の性質だけで「上手いか下手か」を決めつけてしまうことがあるのです。