名称未設定 1
といっても写真や映像でしか見ていないので
うさぎを完全に描いたとはいえないのですが…。
ここでは写実性やデフォルメよりも「動き」を意識します。


名称未設定 2
細かいタッチを重ねるのではなく、
1本の長いストロークによる描画を心がけます。


名称未設定 3
平行線や集中線といった「効果線」や、
ピョンピョン、ドドドド、アッーなどの文字を書き加えても
動きを表現することはできますが、
ここでは動いているうさぎそのものに注目し、
重心の位置、体重移動、運動の向きを感じ取ります。




名称未設定 4
今にも動き出しそうな、
まるで動いているような、
そんな一瞬の光景をスケッチしてみましょう。


名称未設定 5
ペンスケッチには鉛筆デッサンやカラーのような重厚さはありませんが、
軽快で生き生きとした躍動的な「線」は大変魅力的に見えるのです。

ここで大切なのは、「もっと丁寧に描こう」と思って
線を何本も重ねたり、線と線の間をきちんとつなげようとしたり
しないことです。


名称未設定 6
うさぎの軽やかな動きを表現するため、
描き込みは控えめにし、最低限の線に仕上げるとよいでしょう。