×　表面に傷は普通につきます！

おそらく大半の人がこのペンタブレットの購入をためらっている理由であろう、「オーバーレイシートの交換はメーカーによる有償修理扱い」という点。

しばらく使ってみても表面には傷も摩耗も見られないので耐久性は高いと思ったのですが、よく見たら細かい傷がついていました。
見る角度によって目立たないだけで、光を斜めに当てると傷が浮かび上がってきます。
指でなぞっても凹凸を感じたり、手触りが変わっていたりということは今のところありませんが、そのうちペン先に抵抗や違和感を覚えるようになるのではないかと思います。

ヘビーユーザーの使用に耐えられるものではないでしょう。
修理中に代替機が提供されるわけでもなく、その間は作業ができないということですから。
本当に「プロ」向けの道具なの？？単にProという言葉をつけただけ？？

◎　ドライバの不具合は今のところない！

ドライババージョン6.3.7-6を使用中、今のところ不具合は起きていません。
ワコムのドライバは昔から不具合が多数報告されていて、突然PCが認識しなくなったり、ポインタが行方不明になって操作不能に陥ったりといったトラブルに悩まされたものです。
今のところそのような不具合は起きていません。

×　エクスプレスビューが不安定すぎるｗｗｗ

笑っちゃうくらい不安定ですｗｗｗ
ファンクションキーに指を軽く乗せると表示されるのですが、認識がものすごく不安定で使い物になりません。
そもそも人間工学（）に基づいているなら縦一列に並べるのはおかしいでしょ。ここでも人間工学という言葉だけが一人歩きしているんだな。
右手でペンを持って左手でファンクションキーを操作するなら、縦一列というのはあまりにも不都合です。
これを使うくらいなら普通にキーボードに指を添えたほうがマシです。

△　タッチセンサー内蔵のためか凹凸を感じる…

実用上の問題はありませんが、オーバーレイシートの外周、特にカギカッコの周辺を指でなでると歪んでいるというか、内部に凹凸のあるような感触があります。
このような部分は使用に伴い摩耗や変形が起こりやすくなると思います。

◎　ワイヤレス接続は問題なし！

遅延したり切断されたりすることは今のところありません。
Happy Hacking Keyboard Professional 2のUSBハブにレシーバーを接続しています。
ワイヤレス通信は数秒でしっかりと確立され、途中で切れることもありません。
使用時間は12時間、充電は4～6時間とほぼ公表値です。

◎　Intuos 4よりも本体が薄くなっているのがいい！

数ミリの違いですが薄くなっている分、手を載せた感覚がよくなっています。
薄くても本体の剛性は失われておらず、歪みやガタツキはありません。

×　タッチ操作は直感的（）

これに限らず「直感的」というのは濫用されやすい言葉です。
いったい誰が求めたのか、Intuos Proではすべてのモデルに搭載されました。
ペンと同時に操作できないし、反応も鈍く、誤操作もしやすく、指紋で汚れたり爪で傷をつけたりするだけのいらない機能です。
「直感的」と呼ぶにはあまりにもお粗末な機能ですね。
「人間工学」「プロフェッショナル」と並ぶ怪しいキーワードの一つだと思っておいてください。

○　ペン先（芯）は消耗品！

もともと消耗品として提供されているわけですから問題ありません。
1ヶ月使用しても滑らかな書き味は持続し、まだ交換する必要はなさそうです。
標準ポリアセタール芯（黒い芯）が個人的に一番いいと感じます。
サラっとしたドライな書き味の中に、少しウエットな抵抗があるというか、言葉では説明の難しい感触があります。
オーバーレイシートをガリガリと削っていくような材質ではないのでご安心を。